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静岡県で行う葬儀のしきたりについて
葬儀には地域によって昔からの風習やしきたり等が色濃く反映されることがあります。
例えば、他の地域から移り住んできた際に地元における葬儀のしきたりと異なる点が出てくることもしばしばあります。
静岡県では、基本的に葬儀を行って火葬を行う「後火葬」が一般的です。その他は、静岡エリアの殆どは、特に他の地域と異なったしきたりなどはありません。しかし、静岡の西エリアでは「流れ通夜」という風習があります。「午後〇時から▲時まで」といった指定があれば、その時間にいつでもお悔やみに伺うことができます。
今回は、静岡エリアで、香典、挨拶、服装など、葬儀(葬式)・告別式・通夜を行う上で知っておくべき「マナー」「しきたり」などよくある質問に関してお答えしますので、是非ご参照いただければ幸いです。
静岡県における葬儀のしきたりとは?
初めにお伝えいたしますが、葬儀におけるしきたりとは強制的、絶対的なものではありません。
今では、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、親族や故人が親しかった友人等の少人数でコンパクトに葬儀を行うケースも増えており、そこでは自由なスタイルでお葬式を執り行う場合もあります。
以下では、静岡における葬儀のしきたりをご紹介させていただきますので、ご参考までにご覧いただき、実施するかどうかは各自でお決めいただければと思います。
静岡で葬儀を行う場合、費用はどれぐらい?
静岡で行う葬儀費用の相場に関しては、約180万円となっています。全国の葬儀費用の平均額は約170万円といわれているので、静岡は全国の相場より少々高額になります。しかし、この金額については、すべての葬儀形態の平均相場になります。最近では、さまざまな葬儀形態も増えてきました。
静岡で増えている家族葬や一日葬
特に人口の多い静岡市は、一般葬ではなく、家族葬や一日葬などを選択される方が多いです。
家族葬とは、家族葬だから本当に家族だけで葬儀を行なわなければならないと思っている方も多いかもしれませんが、家族葬に明確な定義はなく、参列していただく範囲に決まりはありません。ご親戚はもちろん、故人と親しかったご友人などご家族以外の方が参列されても全く問題はありません。
一日葬とは、通夜を行わない葬儀のことをいいます。一般の葬儀では、通夜を行い、翌日に葬儀や告別式を行うということを二日間かけて行いますが、先述の通り、一日葬はこの通夜を省略し、一日で終了します。葬儀の日数が少なくなることによって、葬儀の費用を抑えることができます。
このように簡略化されたお葬式の場合、古い慣習やしきたりに従うことは少なくなります。
静岡における葬儀の流れは?
静岡の葬儀は、一般的なお葬式と違いはありません。故人様が亡くなった後に病院から葬儀社まで搬送し、ご安置します。その後、納棺し、通夜を行い、葬儀当日は、告別式後に出棺。そして火葬を行います。
喪主の服装は?
・男性の場合
男性の場合、今日では葬儀全体を通して略礼装であるブラックスーツを着用することが主流となっています。喪服を着用する上での細かな点は、喪主も参列者も変わりません。ワイシャツは白の無地、ネクタイは黒、靴下も黒、靴は光沢のない黒。清潔感のある服装にしましょう。
・女性の場合
女性が喪主を務める場合、光沢感のない生地の黒のワンピースなど、いずれの場合も肌の露出が少ないものを着用しましょう。 そして飾りのついていない黒のパンプス、黒のストッキングとなります。
喪主の挨拶マナー
喪主は遺族の代表として、葬儀のなかで挨拶を行なうのが通例です。 挨拶を行なう際のマナーとして、不幸が繰り返されることを連想させる重ね言葉は使わないということが重要です。また、弔問客・参列者への感謝を心から述べることが大切です。
遠方の親族・友人への対応は?
交通費や宿泊費といった費用は参列者が負担するのが通例です。一方で、遠方から来られる場合、土地勘がなく式場と宿泊先位置関係がわからない場合があります。そのような場合に、参列者から相談を受けた際は、遺族側が宿泊先の手配をすることが必要です。
静岡の葬儀に関しては、家族葬のラビュー
いかがでしたか?
静岡県における葬儀のしきたりについてご理解いただけたでしょうか?
まとめると以下のようになります。
【まとめ】
・通夜振舞いは食事ではなくお茶とお茶菓子等の簡易的なおもてなしが一般的
・葬儀の形態は火葬してお骨になった後の「骨葬」火葬する前に葬儀をする「御遺体葬」どちらも行う
静岡県でお葬式をご検討の方は、是非「家族葬のラビュー」にお任せください。
今回ご紹介させていただいた葬儀のしきたりについてはもちろん、葬儀に関するお悩みを少しでも解消いただけるよう、サポート致します。お見積り・資料請求は、全て無料で承っておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。