一昔前まで、自宅で葬儀を行うことがほとんどでした。しかし、最近では、親類縁者・ご近所の方々が参列者が葬儀・告別式に参列しやすいように、「斎場」で行われることが一般的になりました。今回は、島田市の斎場について説明します。
目次
斎場の種類
斎場には、大きく分けて公営斎場と民営斎場があります。どちらも故人を悼み・供養を願う通夜・告別式を行う場としては、申し分のない設備となっています。しかし、それぞれにメリット・デメリットは存在します。
公営斎場について
公営斎場とは、市町村や一部事務組合、公社が運営する斎場のことです。島田市には、「島田市斎場」と「島田市金谷斎場静浄苑」があります。島田市斎場は、古くから市民から利用されている式場です。島田駅から車で3分・新金谷駅から車で5分のところにある島田市が運営している火葬場併設の式場になります。
金谷斎場(島田市金谷斎場静浄苑)は、金谷駅から車で10分程のところにある式場になります。宗教・宗派を問わず利用できます。島田市斎場とことなり、金谷斎場では、通夜・葬儀式を執り行うことができる葬儀式場がありません。その為、自宅・集会場・宗教者様・民間の葬儀社様の施設で通夜・葬儀式を執り行う方がほとんどです。しかし、火葬場があるので通夜・告別式を行わない火葬式(直葬)についても可能となっております。
メリット
島田市斎場は、火葬場と式場が併設されており、お通夜から火葬まで同じ施設で行うことができる総合斎場になります。式場と火葬場が同じ施設内にあることから、式場から火葬場までの霊きゅう車や、親族や参列者が移動するためのタクシーやバスの手配が不要になります。その分、価格も抑えることが可能ですし、参列者への負担を減らすことができます。また、公共火葬場ですので、料金設定も民間が運営している斎場に比べて安くなっています。斎場を運営する市町村の住民であれば、施設利用費や葬儀日程の面でも優遇されます。
デメリット
島田市斎場で告別式を行う日にちと時間が限られていることが大きなデメリットです。条件として、「13時00分と13時30分の火葬がないとき」で、一日1件しか行うことができません。また告別式の利用時間は、1葬家当たり約3時間程度しか利用が出来ません。そのため通夜を行わない葬儀、一日葬しかできません。また、島田市斎場には安置施設もないため、亡くなった後自宅での安置を行うか、もしくは葬儀社へ安置の依頼をする必要があり、民営斎場に依頼する場合と比べて手間と負担がかかる場合があります。
また、対象の住民以外の方も利用できる場合がありますが、地域住民より高い利用費を支払うことが必要になります。嶋田市民斎場の式場使用料は、島田市の住民の場合、式場の利用料は3時間で¥6,600ですが、それ以外の地域の人は、¥22,000になります。
民営斎場について
メリット
葬儀業者が自ら保有している式場であるなら、基本的に葬儀業者のみが利用するので、葬儀を依頼すれば式場の予約がとりやすく、利用者が多くて数日待たされるということもありません。葬儀業者が自ら保有している式場である場合は、さまざまな葬儀形態に対応することができ、自由葬や音楽葬のような葬儀もできます。また、島田市斎場で葬儀を行う場合は一日葬しかできませんが、民営斎場では、通夜・葬儀のある一般葬・家族葬を行うことができ、心温まる葬儀を行うことができます。さらには、島田市斎場のように、利用する「条件」もなくすべての人がスムーズに葬儀を行うことができるのもメリットです。
デメリット
民営斎場の場合、葬儀社によっては「式場費用」が高い場合がります。それによって葬儀の全体の費用も上がる場合があります。民営での葬儀をお考えの方は、一度葬儀社に見積を取ることをお勧めします。
費用を抑えた葬儀なら家族葬のラビュー
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